人格者の医者ルカの活躍
ルカはイエス様の直接の弟子12使徒ではありませんでした。また、ユダヤ人でもなかったのです。でもそのルカが1人の人物「テオピロ」に伝道のために書いた手紙が今の新約聖書の「ルカによる福音書」と「使徒行伝」なのです。新約聖書は全部で461ページ、その中でこの2つの書物が118ページ、すなわち4分の1もしめているのです。
彼自身のエピソードなどは余り聖書の中では語られていないのですが、使徒行伝に出て来る「わたしたち」と言う表現は、そこに医者ルカも同行していたと言う意味です。では、テオピロにあてた手紙の最初の部分を見てみましょう。
私たちの間ですでに確信されている出来事については、初めからの目撃者で、みことばに仕える者となった人々が、私たちに伝えたそのとおりを、多くの人が記事にまとめて書き上げようと、すでに試みておりますので、
初めからの目撃者で、みことばに仕える者となった人々が、私たちに伝えたそのとおりを、
私も、すべてのことを初めから綿密に調べておりますから、あなたのために、順序を立てて書いて差し上げるのがよいと思います。尊敬するテオピロ殿。
それによって、すでに教えを受けられた事がらが正確な事実であることを、よくわかっていただきたいと存じます。
ルカのこのテオピロへの手紙がなければ、初代教会がどのようにして生まれたか、そしてどのようにしてユダヤ人だけではなく、異邦人にもキリスト教が広まっていったかの記録はなかったのです。その意味で、ルカは自分が思う以上の大きな働きをしたと言えるのです
