絶望の中から成功を手にしたヨブ
ヨブのお話は聖書の中でも不思議なお話です。ヨブは信仰深い人であったのに、悪魔が彼を試してみたいと神様に申し出て、神様もなんとそれをお許しになるのです。祝福されていたヨブは一瞬のうちに絶望のどん底に落とされます。ヨブはいままで親友だった3人と議論を闘わせ、最後には神様と議論をするのです。さあ、ヨブの心はどのように変わっていくのでしょうか。
主はさらに、ヨブに答えて仰せられた。
非難する者が全能者と争おうとするのか。神を責める者は、それを言いたててみよ。
ヨブは主に答えて言った。
ああ、私はつまらない者です。あなたに何と口答えできましょう。私はただ手を口に当てるばかりです。
一度、私は語りましたが、もう口答えしません。二度と、私はくり返しません。
主はあらしの中からヨブに答えて仰せられた。
さあ、あなたは勇士のように腰に帯を締めよ。わたしはあなたに尋ねる。わたしに示せ。
あなたはわたしのさばきを無効にするつもりか。自分を義とするために、わたしを罪に定めるのか。
あなたには神のような腕があるのか。神のような声で雷鳴をとどろき渡らせるのか。
(中略)
ヨブは主に答えて言った。
あなたには、すべてができること、あなたは、どんな計画も成し遂げられることを、私は知りました。
知識もなくて、摂理をおおい隠した者は、だれでしょう。まことに、私は、自分で悟りえないことを告げました。自分でも知りえない不思議を。
どうか聞いてください。私が申し上げます。私はあなたにお尋ねします。私にお示しください。 私はあなたのうわさを耳で聞いていました。しかし、今、この目であなたを見ました。 それで私は自分をさげすみ、ちりと灰の中で悔い改めます。
さて、主がこれらのことばをヨブに語られて後、主はテマン人エリファズに仰せられた。「わたしの怒りはあなたとあなたのふたりの友に向かって燃える。それは、あなたがたがわたしについて真実を語らず、わたしのしもべヨブのようではなかったからだ。
今、あなたがたは雄牛七頭、雄羊七頭を取って、わたしのしもべヨブのところに行き、あなたがたのために全焼のいけにえをささげよ。わたしのしもべヨブはあなたがたのために祈ろう。わたしは彼を受け入れるので、わたしはあなたがたの恥辱となることはしない。あなたがたはわたしについて真実を語らず、わたしのしもべヨブのようではなかったが。」
テマン人エリファズと、シュアハ人ビルダデと、ナアマ人ツォファルが行って、主の彼らに命じたようにすると、主はヨブの祈りを受け入れられた。
ヨブがその友人たちのために祈ったとき、主はヨブを元どおりにし、さらに主はヨブの所有物をすべて二倍に増された。
こうして彼のすべての兄弟、すべての姉妹、それに以前のすべての知人は、彼のところに来て、彼の家で彼とともに食事をした。そして彼をいたわり、主が彼の上にもたらしたすべてのわざわいについて、彼を慰めた。彼らはめいめい一ケシタと金の輪一つずつを彼に与えた。
主はヨブの前の半生よりあとの半生をもっと祝福された。
